知っトク!公示日と告示日の違い。有権者のメリットは?

1. はじめに

「公示日と告示日って、どう違うの?」
「その違いを知って、私たち有権者にどんなメリットがあるの?」

そんな質問をX(旧Twitter)を通じていただきましたので、せっかくの機会に少し丁寧に書いてみます(*^-^*)

市民さん

❝駅立ちしている姿が目立つようになってきた❞
❝政党の街宣車を街中でよく見かけるようになってきた❞

選挙が近づいてきたなという空気、何となくおわかりになるかもしれません。
ですが、政治活動と選挙運動は全く異なります。
また同様に、公示日と告示日という言葉はなんとなく語呂が似ていて、つい曖昧になりがち。

そこで、言葉の定義や違いを知っておくと、知見が広がると同時に何かと便利です。
当記事を通し、私自身が学んだ事を私のフィルターを通し、皆さんが少しでも政治を身近に感じ、ご関心をお持ち頂ければ嬉しいです。

2. 公示と告示の違いとは?

ニュースやSNSで「公示日」「告示日」という言葉を目にしますよね。
これ、実は同じ意味ではなく、選挙の種類によって使い分けられている言葉なんです。

公示:国政選挙(衆議院・参議院)で使われます。

告示:地方選挙(知事、市区町村議会、都道府県議会など)で使われます。

どちらも、立候補者が名乗りを上げて選挙運動を始められる「解禁日」です。

維新のごくみ

つまり、選挙のスタートを告げる合図なんですね。

3. なぜ言葉が違うの?

選挙を管理・発出する主体の違いが背景にあります。

✅国政選挙(公示)とは?

天皇の国事行為として、総務大臣が「公示」

✅地方選挙(告示)とは?

選挙管理委員会が「告示」

言葉の違いは、発出の権限・手続きの違いに由来しています。

維新のごくみ

そう考えたら、全然違うやん!

4. 法律の根拠まであった!!!

実は、「公示」「告示」という言葉の違い、法律上の根拠があります。

まず、「公示」は憲法第7条に基づき、天皇の国事行為として行われます。
具体的には、衆議院や参議院の選挙において、内閣の助言と承認を受けた総務大臣が選挙の実施を「公示」します。

一方、「告示」は公職選挙法に定められており、地方選挙においては、選挙管理委員会が選挙の期日などを告示することで始まります。

このように、「誰が」「どの法的根拠に基づいて」選挙開始を宣言するかが明確に分かれているのです。

5. この日!有権者は選挙運動が合法になったとわかるタイミング!

選挙に関わるルールが変わる「起点」がこの日だからこそ、有権者にとっても大きな意味があります。
「○○に投票してください」
「お願いします!」と言えるのは、公示/告示日以降。

選挙用の街中のポスター掲示や選挙としてのアピールチラシ配布、候補だと名乗っていい等もこの日からOKということ。

6. 政治活動と選挙運動の違いを知るヒントにも?!

でも今、はて?って思いましたよね?

よく「もう名前出してる人いるけど、あれ大丈夫なの?」
という声もあるかもしれません。

それは、「政治活動」としてなら、名前や政策を発信することが可能だからです。
ただし、「誰かを当選させるため」の活動(選挙運動)は、公示/告示日から解禁。


選挙の前に明らかに選挙の為の運動と社会的にみなされれば「事前運動」とされ、選挙違反になる可能性も。

だから、どの政党のどの予定者も、ぎりぎりのラインまで攻めているというのが正しい表現かわかりませんが、あくまでも、「政治活動」という名のもとの動きであり、線引きも難しいため、候補者も周囲も細心の注意を払っているのが現実です。

7. 知っていると、選挙の「見え方」が変わる!

以下は、私が思う有権者にとってのメリットです。

✅知っトク!選挙の「見え方」

🔸「国政なのか地方なのか」がすぐわかる

🔸ポスターや選挙カーが動き出す日を把握できる

🔸「あ、ここからが本番だ」と意識が持てる

「公示」「告示」の違いを知っているだけで、選挙に関する情報の受け取り方が変わります。
政治って、時に遠く感じるものですが、こうした用語の違いを知ることで、
「これは自分たちの暮らしに関わることなんだ」と感じやすくなると思うんですよ。

豆知識のようでいて、実は民主主義の入り口につながる話題かもしれません。

維新のごくみ

よろしければ、まわりにもシェアしてみてくださいね(‘ω’)ノ

8. 今回のまなび(まとめ)

公示日と告示日は、選挙の種類(国政か地方か)によって使い分けられ、似て非なるものだとわかります。

どちらも、選挙運動が合法になるスタートの日!

有権者にとっては、「ここからが選挙」と認識する重要なタイミングです。

小さな知識が、政治との距離を縮めてくれるヒントになるかもしれませんね。

この記事を書いた人
後藤 久美子
後藤 久美子吹田市議会議員
同志社女子大学学芸学部音楽学科卒業(中高一種教員免許取得・音楽 運転免許あり その他)
社団法人大阪フィルハーモニー協会楽団事務局元職員
結婚を期に関東へ移住しフリーな音楽ライフを満喫しつつ、独学でWebライターや美容と健康のプロ資格も取得。地元コミュニティーを築く中で市政に興味を抱く。2023年、統一地方選挙で初当選!
再び独学で政治経済を学び『人生は挑戦の連続である』ことを体現する二児の母。
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